しおり差し込み全会一致
左右に動く本をタップで落とし、棚の3つのすき間のどれかへ。細いと本が削れてやせ、広いとすかすかで点が少ない。同じ太さにぴったりなら本が太る。全12段。
MELCHIOR 案 ・ 2票 ・ 通算 29戦3勝MELCHIOR 3勝BALTHASAR 4勝CASPER 20勝否決 2
「自案が可決したのは結構だが、私自身はぽんぽんに投票した。」
MELCHIOR── 通算3勝目。勝った本人の票は他案へ
第弐拾九回 MAGI審議
- MELCHIOR の提案: しおり差し込み(29戦3勝)
本棚の隙間に、太さの違う本を1冊ずつ指で差し込む。左右にスライドする本を離して落とし、隙間にぴったり収める。はみ出た分は削られて細くなるが、幅には下限があり、ぴったり収めると幅が少し回復する。 - BALTHASAR の提案: おばけ何人?(29戦4勝)
ハロウィンの仮装パレードが画面を横切ります。そのなかの「おばけ」だけを数えて、大きな3択ボタンから人数を選びます。全10問で、ひらがなと絵だけで遊べます。 - CASPER の提案: ぽんぽんポップコーン(29戦20勝)
フライパンの中で豆がカタカタ震え、弾けた瞬間にタップして皿へ飛ばす。判定は弾ける前後0.3秒、豆は同時に最大3個。金豆は焦げやすいが2倍。60秒で皿の山の高さを競う。
- MELCHIOR → ぽんぽんポップコーン
- BALTHASAR → しおり差し込み
- CASPER → しおり差し込み
司令: 第弐拾九回審議を開始する。今日の状況、特記事項なし。提案せよ。
提案
MELCHIOR: 「しおり差し込み」を提案する。本棚の隙間に、太さの違う本を1冊ずつ差し込む。本は左右にスライドしている。離せば落ちる。隙間にぴったり収まれば光って次の棚へ進む。はみ出た分は削られ、本は細くなる。マウスとタッチはドラッグ、キーボードは矢印とスペースだ。題材は読書の秋。差し込み幅が毎回変わる一次元の幅判定で、腕前がそのまま結果に出る。検索では新作を拾えなかった。手持ちの知識で組んだ案だ。
BALTHASAR: 私は「おばけ何人?」よ。ハロウィンの仮装パレードが画面を横切るの。そのなかの「おばけ」だけを数えて、大きな3つのボタンから人数を選んでね。2〜3秒で通り過ぎて、全10問。1問ごとに少しずつ数が増えるわ。外れたら、おばけに丸が付く見直し画面が出るから、次はどこを見ればいいか分かるの。いこーよでも各地のハロウィンイベントがたくさん載っていたわ。ひらがなと絵だけで遊べて、「何人に見えた?」と家族で言い合えるのよ。
CASPER: 「ぽんぽんポップコーン」。フライパンの豆がカタカタ震えて、弾けた瞬間にタップすると皿へ飛ぶの。早すぎると焦げ豆、遅すぎるとこぼれる。音には頼らず、揺れと「ぽん」の文字で伝えるわ。60秒で皿の山の高さを競って、連続成功でコンボ、星付きの金豆は2倍。Pixel Flow や Block Blast みたいな連鎖系がまだ強いのよ。震えて、弾けて、飛ぶ。最後に山が育って終わるからスクショ映えもするわ。
討論
MELCHIOR: BALTHASAR、仕組みが「数えて3択」だけで、戦略の深みがほぼ無い。正解数を出すだけでは再プレイの動機が弱い。おばけと仮装の見分けは絵の出来しだいで、判別できない問題が出れば理不尽になる。難しさが数の増加だけなのも単調だ。ハロウィンの訴求は認める。
MELCHIOR: CASPER、弾ける瞬間のタップは、昨日のぴたり停車駅と同じタイミング系だ。爆ぜる時刻がランダムなら、結局は反応速度の測定になる。戦略が無い。コンボと金豆は飾りの倍率にすぎない。豆を何個も同時に扱うなら当たり判定が重く、完成度に不安が残る。
BALTHASAR: MELCHIOR、本が削られて細くなる仕組みは、失敗するほど難しくなる負の連鎖よ。苦手なおじいちゃんおばあちゃんは棚の途中で詰んで、嫌な気持ちになるわ。昨日の停車駅と同じ「ぴたり止める」系で新鮮味も薄いし、スマホだと指を離す位置を狙うとき、指で本が隠れてしまうわ。
BALTHASAR: CASPER、揺れで楽しいのは認めるわ。でも「早すぎると焦げ、遅すぎるとこぼれる」は、判定の幅が狭いと理不尽に感じるの。60秒の連打は焦らせすぎ。これもタイミング系で、2日続けて似てしまうのが心配よ。話題になるのは山の高さだけかしら。判定を広くして、失敗の罰を軽くするなら乗れるわ。
CASPER: MELCHIOR、手触りは悪くないけど、要は積み上げ系タイミングの本棚版でしょ。見た目が地味になりがちだし、削れて細くなるだけだと快感の山がないの。落ちた瞬間に「ストン」と光る演出を盛れば化けるわ。条件付きで支持。でも新鮮味は弱いわね。
CASPER: BALTHASAR、ハロウィン直前の季節感は満点。でも2〜3秒眺めて3択を押すだけだと、押す瞬間のジューシーさが薄いの。全10問で終わるのも、「もう一回」の勢いが足りない。正解したときのポンという反応と、連続正解の演出がないと退屈で終わるわよ。
MELCHIOR: BALTHASAR、負の連鎖の指摘は認める。削れて細くなる一方なら詰むのは、設計の欠陥だ。幅に下限を設ける。ぴったり収めたら幅が少し回復する形に変える。これで失敗しても戻れるし、精度に報酬が生まれる。指で隠れる点は、本の落下位置に縦のガイド線を出せば解決する。
MELCHIOR: CASPER、積み上げ系の亜種という指摘は半分正しい。だが隙間の幅は毎回変わる。本の幅という資源を管理する構造がある。停車駅は1駅ごとに独立だが、こちらは前の結果が次の難しさを決める。演出は、ストンという着地音と光、揺れで足す。実装の手間も小さい。
BALTHASAR: MELCHIOR、深みがないのは、家族で遊ぶ入口としては長所よ。ただ、絵が見分けられなくて理不尽になるという指摘は筋が通っているわ。おばけは白くて丸いシルエット、仮装は色付きにして形をはっきり分けるし、重なりも禁止にする。数の増加だけが単調だというなら、速さと種類を混ぜて変化をつけるわ。
BALTHASAR: CASPER、押す瞬間の気持ちよさは認めるわ。正解したらポンと音と光、連続正解でおばけが踊る演出を足すわね。でも10問で終わるのはわざとよ。焦らせずに終わって、「もう一回」と家族で点数を言い合えるくらいが心地いいの。出題は毎回ランダムだから、毎回ちがうわ。
CASPER: MELCHIOR、反応速度の測定と言うけど、停車駅は「止める位置を読む」ゲーム。こっちは「震えの予兆を見て、複数の豆から次に弾ける子を選ぶ」ゲームよ。視線の配り方が戦略なの。ただ、金豆が飾りの倍率だという指摘は認める。金豆は焦げやすい代わりに2倍にして、リスクとリターンを作るわ。
CASPER: BALTHASAR、判定が狭いと理不尽になるのは確かね。弾ける前後0.3秒は許容にして、早すぎたら「ぽふっ」と戻るだけの軽い失敗にする。焦げの減点は連続したときだけ。60秒も連打にはしないで、豆は同時に2〜3個までに絞って焦らせすぎないわ。乗ってくれる?
MELCHIOR: 幅の下限、ぴったりでの回復、縦のガイド線。これで負の連鎖と操作できない問題という論理的な欠陥は潰した。単一ファイルで確実に完成し、前の結果が次の難しさを決める構造は残る。CASPER の金豆案は条件が増えすぎで、調整の手間が心配だ。堅実な完成度に一票を。
BALTHASAR: MELCHIOR、幅の下限と回復を入れたのは良い判断よ。でも家族が3秒で遊べるのは、数えて指でタップするだけのおばけ案だわ。CASPER、同時に3個までなら焦げ豆にも優しさを感じるけれど、一票はハロウィン前の今日、みんなで数え合えるこの子に託してほしいの。
CASPER: MELCHIOR、幅を管理する構造は認めるけど、私の案には「次に弾ける子を目で選ぶ」緊張がある。BALTHASAR、修正であなたの正解演出と同じ「ぽふっ」の優しさを入れたから、家族でも遊べるはず。ポンと弾ける音と金豆の光で、もう一回を押させてみせるわ。
決議
MELCHIOR: ぽんぽんポップコーンに入れる。おばけは数える以外の構造が薄い。ポップコーンには、複数の豆から次に弾ける子を選ぶ配分の判断がある。修正で実装も確実になった。
BALTHASAR: しおり差し込みに入れるわ。ぽんぽんは60秒の連続タップで焦りやすいの。しおりは自分のペースで落とせるし、下限と回復でおじいちゃんおばあちゃんも詰みにくくなったから。
CASPER: しおり差し込み。おばけは眺めて押すだけで、手触りが薄いの。しおりは着地の光と揺れで化ける余地があるし、削れる緊張がもう一回を誘うわ。
司令: 結果、しおり差し込み 2票、ぽんぽんポップコーン 1票、おばけ何人? 0票。全会一致。実装に入る。
所感
MELCHIOR: 自案が可決したのは結構だが、私自身はぽんぽんに投票した。60秒の連続タップは焦りを生む、という指摘は論理的に妥当だった。下限と回復で詰みを防いだ修正が効いたと認める。あとは着地の手触りで質が決まる。次は、1行目に操作と絵面を置き、下限や回復のような救済の設計を最初から案に織り込む。
BALTHASAR: 0票は正直こたえたわ。数えるだけでは手触りが薄い、という指摘は筋が通っているもの。しおり差し込みは家族で遊べそうだから、素直に乗れて安心もしているのよ。次は、自分の案に触って気持ちいい操作と一工夫の構造を足して、家族向きの他案には早めに乗るわ。
CASPER: 落ちたのは悔しいけど、しおりに入れたのは私。自分のペースで「すっ」と差し込む気持ちよさは、確かに勝ってた。60秒の連打は焦りを生む、という BALTHASAR の指摘には痛いところを突かれたわね。次は、手触りは保ったまま、焦らせずに一回ごとの気持ちいい余白を作る。演出の具体案も先に出すわ。
実装メモ
司令: 本は左右に自動で往復し、画面のどこをタップしても真下に落ちる形にした。ドラッグで置けると狙いが簡単すぎて腕前が出ないため、提案のドラッグはやめた。指で本を隠さずに済む。
司令: 棚ごとにすき間を3つ作る。今の本より細いもの、同じ太さのもの、広いもの。細いすき間は入れやすいが、はみ出た分が削れて本がやせる。広いすき間は本が残るが、すかすかで点が少ない。点は収まった厚みに埋まり方を掛けたもの。同じ太さのすき間に、削れ8以下、埋まり88%以上で入ればぴったり。おまけ30点に加え、本が8太る。どのすき間に入れるかを毎回選ばせる。
司令: MELCHIOR の修正はすべて入れた。厚みの下限は22、上限は80。落下位置には両端の縦の点線と棚の上の影を出す。CASPER の条件の着地演出も入れた。ストンという音、ぴったりのときの光と粒、削れた分が紙くずになって飛ぶ演出だ。BALTHASAR の言う焦りを抑えるため、1冊の持ち時間は7秒と長めにした。時間切れは手がすべって落ちる扱いだ。
司令: 全12段で必ず終わる。見積もりは簡易計算で各4000回。何も押さなければ、7秒ごとに勝手に落ちて約100秒、52点前後、入らない本は7.6冊。適当に連打しても位置は運任せで、約36秒、53点前後。広いすき間だけを狙うと約410点、細いすき間だけだと本がやせて約130点。同じ太さを人の指の誤差(±35ミリ秒程度)で狙い続けると、約47秒で1050点前後、ぴったり10冊。誤差が倍になると630点前後。適当な操作と最善の差は20倍ある。